縦書き。横書き。パソ書き。 | 東京22ちゃん~テレ東系、博報堂生活総研派、ブログ~

縦書き。横書き。パソ書き。

漢字、カタカナ、ひらがなという、3つの文字を使用する日本人。その書き方も、タテ書き、ヨコ書き、そしてキーボードによるパソ書きと様々である。
マクルーハンは、『メディアはメッセージ』という有名な言葉を残したが、その言葉が示す意味は、どうやら書き方の違いにも当てはまりそうだ。
同じメッセージでも、タテ書き、ヨコ書き、パソ書きによって、読者に与える印象や、筆者がメッセージにこめる意味合いが異なってくることが、博報堂生活総合研究所の調べにより明らかになった。
では、タテ書き、ヨコ書き、パソ書きが各々日常生活のどのようなコミュニケーションに向いているのか簡単に説明する。なお、実験の詳細は博報堂生活総合研究所の生活新聞を閲覧されたい。
日記
明るい気持ちになり、必然的にテンポよく未来の展望まで見えてくるエンターテイメント性が強いパソ書きがおすすめ。社会との関係が意識されやすい、タテ書きは、落ち込んでいるときはとりわけ避けたほうがよい。
恋の告白
きっちりと潔く付き合う意思を伝えたいなら、明確さのでるタテ書き。
胸の中にあるものを全部吐き出したいのなら、思い立ったことを自然と文章にしやすいヨコ書き。
自分の気持ちを素直に伝えたいなら、パソ書き。
企画書
エンターテイメント性や勢い的なものを重視したいのであれば、パソ書き。面白い言葉が比較的浮かびやすく、実践向き?
タテ書きは、発想が自己抑制される傾向あり?
ヨコ書きは、お喋りのように冗談にされやすい。
その他
反省文はタテ書き。グチはヨコ書き。夢はパソ書き。

ただ、原稿の見直しの際は、パソ書きは一度プリントアウトして見直してください。反射光と透過光では集中力に差が出ます。