なるトモに幕 | 東京22ちゃん~テレ東系、博報堂生活総研派、ブログ~

なるトモに幕

あなたの好きな番組は何ですか?(日テレ面接官)

私の好きな番組は『なるトモ』です。(管理人)


そんななるトモが、関東地区で3月をもって終了する。

放送開始から半年という、スピード終了となる。

なんで?なんで?


詳細を分析するため、日刊スポーツの記事を参照してみよう。


昨秋から日本テレビで放送されている関西発の朝の情報番組「なるトモ!」(月~金曜、午前9時55分)の関東地区での放送が、3月末で終了することが8日、分かった。4月からは中山秀征(38)司会で放送中の「ラジかる!!」(月~木曜、午後3時55分=関東ローカル)をベースとした情報番組を放送する。  「なるトモ!」は、日本テレビ系列のよみうりテレビ(大阪市)制作。関西で「ポスト上沼恵美子」と人気のタレントなるみ(33)、陣内智則(31)が出演する情報バラエティーで、関西地区では04年5月にスタート。05年1月10日放送分では、13・7%とこの時間帯としては異例の高視聴率をマークした。この人気に着目した日本テレビが、昨年10月から関西発“逆ネット”の形で、番組を購入し放送していた。  関東地区で当初2%前後だった視聴率も、最近では1月16日に6・0%(関東地区)を記録するなど上昇傾向を見せていたが、最終的に同局は関東地区になじまないと判断し、4月以降の番組購入契約を更新しなかった。同局の久保伸太郎社長も「関西では人気番組でも、関東の視聴者には違うのかな」と感想を漏らしていた。  関西の情報番組は、進行台本に沿うよりも、出演者同士の呼吸で話を進める傾向が強く、そこが魅力の1つ。このため放送当初は関東地区の視聴者の戸惑いもあったが、最近は、関東地区の茶の間にも浸透しつつあった。  背景には、視聴率低迷に悩む日本テレビの番組改革への強い意識がある。関西発ではないが、同じく3月末で「ザ! 情報ツウ」(午前8時)の終了も決定。「極楽とんぼ」加藤浩次と演出家テリー伊藤のコンビで新番組を立ち上げるが、これで、平日午前帯の3時間超を一気に衣替えする形だ。


だそうです。

いまいち日テレの感覚がわからない。

なるトモは、これからどんどん視聴率が上がって行くこと間違いないのにね。


関東と関西の番組では、情報バラエティにおいては関西の方が先進的で、面白いと思う。

読売放送の『なるトモ』

毎日放送の『ちちんぷいぷい

朝日放送の『探偵ナイトスクープ』

テレビ大阪の『なるほどラボ』

関西テレビはドラマかな?


とにもかくにも関東のテレビ局は、関西のテレビ局の情報バラエティを見習った方がイイと思う。テレビ東京のWBSを除いては、どの番組も情報を正確に速く伝えること、そして辛口のコメントでぶった切ることにのみ重点をおいているような気がする。

その点、関西の情報番組は、日刊の記事でも述べているように、キャストの呼吸やリズムによって情報が伝えられていくので、無機質的に伝えてもあんまり響かない情報でも、カッコ面白く伝えているので、生活者のココロに響く。

メトロセクシャル層に絶大な人気をほこる、WBSはその点においては関西の情報番組以上のノウハウを持っているので、その点においてはずば抜けている。他に関東で優れている情報バラエティといったら、うわさの東京マガジンと王様のブランチといったところであろうか?いづれもTBSということを考えると、TBSは情報をうまく伝えるノウハウは他局より持っているといってよいであろう。


議論は、少し脱線したが、とにもかくにも、なるトモが終了することは、日本テレビの戦略ミスといってもよいであろう。見切りが早すぎると思う。