風とマック
明日NHK教育テレビで、風とロック代表の箭内道彦さんが、トップランナーに出演する。
そんな宣伝もかねて本日は、風と○○グループについて触れてみようと思う。
風と○○グループとは、クリエイティブディレクターの箭内道彦さんが代表をつとめる総合制作会社で、現在『風とロック』、『風とバラット』の2つが存在する。ここで、箭内さんをはじめとするクリエーターの方が、UNOやタワレコ、ムサシコスギのCMやプロモーションを手がけている。
そんな、風と○○グループに、この度、第三の拠点が誕生した。
その名は、『風とマック』
主に風とバラットのデザイン制作を行う作業チームで、他からの発注も受けるプロダクションとしても、機能している。現在の制作部隊は、設立にあわせて入社したアートディレクターの石井原さんを中心とする3人。また、風とバラットの代表をつとめ、「ヨクバリスギ、シアワセスギ、ムサシコスギ」のキャッチコピーで有名なクリエーティブディレクター中村聖子さんなども頻繁に出入りしている。
この『風とマック』
実はオフィスに結構こだわっている。
内装を手がけたのは、IDEEの石井さんという方で、ロスをイメージした誰でも自由に出入りできる、開放的な空間をイメージしたようである。
私は最も目を惹かれたのは、収納ルームの壁が、ジッパーで開閉できる大きなキャンパス地でできているというところ。風と○○グループらしい遊び心がでていて面白いな。と感じた。
少し前、都庁の雨漏り問題を論じた手前、あんまりデザインと遊び心が素晴らしい!
なんて、不用意に感激してはいけないかもしれないが、素直に風とマックのさりげないセンスに心がときめいてしまう。
とにもかくにも、今後、広告業界は、電通と博報堂、ADKの三巨頭時代から脱皮をしているように思える。
電通から独立して誕生した『シンガタ』
博報堂から独立して誕生した『蛍光TOKYO』
電通とADKの共同出資会社『ドリル』
そして
『風とロック』『風とバラット』『風とマック』
現時点では、制作工房的な色が多いが、今後プロモーションからメディアプランニングに至るまで、幅広く活躍できる可能性は高い。
DHAもうかうかしてれれませんなw