手作り広告
この広告。さりげなくスゴイ。
これはマンツーマン指導が売りの英会話教室、Gabaの広告である。主に電車の中吊りや窓上広告でおめにかかることができる。
緑が貴重な普通の広告。いったい何がスゴイのだろう?
実は、この広告に引いてある緑色の蛍光ライン。なんと直接緑色の蛍光ペンで引かれているのである。つまり手作り。うそだぁ。と思う人は、電車に乗った時、確認してみよう。線の引き終わりのところに、インクだまりのようなものが残っている。私もはじめて見たときは、びっくりしました。
何か、本当に蛍光ラインのところが売りなんだなぁ。って感心しちゃいます。
まあ、それが売り上げに直結するかといえば、どうかなって思いますが。
少なくとも、ネット上やテレビメディア等で話題になることで、PR戦略としては、ある程度の効果が期待できると思いますね。
私個人としては、シュミレーションとシュミラークルがひしめき合う消費社会において、その最も中心である広告が、シュミレーションから一歩下がって、オリジナルを意識することができた、画期的な広告であると思いました。でもなんか皮肉。