ネット広告を最適化せよ!
百式さんは、ホントいいところに目をつけますね。
日曜日なのに引用ずくしでモウシワケナイ
あのサイトに広告を出したい!と思っている企業はたくさんありそうだ。キーワード広告ではなくて、ピンポイントで特定のサイトに広告を出したい場合だ。 しかしいちいちコンタクトして、値段を交渉して、というのは結構面倒だ。また、サイトを運営しているほうも値段がわからなかったり、手続きが面倒だったりする。 そこでサイトの広告スペースをマーケットプレース的に提供し始めたのがAdBriteである。 面倒な手続きはこのサイトが全部代行してくれるので、本でも買うように簡単に広告枠を買うことができる。これならサイト運営側も楽々っぽい。 なかなかよさげなサービスだと思うがいかがだろうか。日本でも誰かやってくれないかなぁ。
そう。
つまり、ネットによって無限に細分化される広告枠の売買を、このサイトは趣味や志向にあわせて、ピンポイントに代行してくれるのだ。
クリック率0.01%といわれるネットのバナー広告も、消費の差異化傾向にある生活者の志向にあわせれば、クリック率が大幅に上昇するかもしれない。私も、百式の管理人の方同様に、日本でも誰かやってくれないかな?と思ってしまった。
その一方で、バナー広告のクリック率を上げる策を、広告のデザインや行動心理の観点から考えているところがある。世界の電通だ。
インタラクティブ局?で行われている新しい試みは、バナー広告をゲームにしてしまうという発想だ。広告がちょっとしたゲームになっており、閲覧者はそのゲームをやりつつ最終的には広告も閲覧してしまうという発想だ。この発想により、バナー広告のクリック率が数十%まで上昇したようだ。さらに、このバナー広告のひとつが、カンヌの広告祭で表彰を受けたっていうから驚きだ。
しかしながら、このパターンの広告には欠点も存在してしまう。ゲームの中に商品やサービスの内容が含まれていることを考慮しても、生活者は結局、ゲームを楽しもうという目的でバナーをクリックするという問題である。もしかしたら、ゲームにだけ興味を示し、商品やサービスには全く関心を示さない可能性も十分ある。
いずれにせよ、新しい市場であるネット広告が、これからどのように動いていくのか興味深い。