奥多摩にモノレール完成? | 東京22ちゃん~テレ東系、博報堂生活総研派、ブログ~

奥多摩にモノレール完成?

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ゆりかもめと立川モノレールの次は、奥多摩モノレール

シカの食害に悩む東京都奥多摩町は、駆除するハンターを運ぶための簡易モノレールを町内の山中に敷設した。

ハンターの高齢化が進み、険しい山道を登る労力を軽減するためで、月内にも本格的に稼働させる。

敷設されたのは、JR奥多摩駅近くの安寺沢(あてらざわ)地区から本仁田山(ほにたやま)(1225メートル)山頂付近を通り、最も被害が深刻な地点までの約3キロ。最大斜度43度。所要時間は約1時間半で、尾根道を歩いて登る場合の約半分に短縮される。

事業費は約4700万円。3両編成で一度に5人と荷物300キロを運ぶことが可能。シカの駆除だけではなく、遭難者が出た時の救助活動にも利用される。

都猟友会奥多摩支部によると、ピーク時に100人を超えていた会員が最近は40人を下回り、中心も50歳代後半から60歳代。これまでは歩いて登っていたが、急斜面のため、疲労が激しく、捕獲したシカを現地で埋めてしまうケースも多かったという。


さて、このモノレール。写真からみても分かるように、遊園地にありそうなぐらい脆弱に見えるのは、私だけだろうか。関東といえども一応奥多摩。雪や強風、大雨による地すべり等に耐えられるのかどうか、私はスコブル心配である。私の考えだと、スキー場にあるようなリフトにしてしまえばよかったような気もするのだけれど‥。

まあ、グネグネしているから仕方がないのであろう。

しかしながら、今まで放置しておいた鹿肉を、ふもとまで運ぶことで、ヘルシーな鹿肉が、レストランを中心に出荷することもできる利点もある。

ただ、乗ってる最中、トイレ行きたくなったらどうするのかが、悩みの種だ。


いずれにせよ、奥多摩で深刻化している鹿の大量発生解決の糸口となってもらいたい。奥多摩では、鹿が大量発生することによって、植物や木の樹皮が傷めつけられている。それにより、気が立ち枯れしてしまい、土壌に貯蓄されるはずの雨水が、十分に蓄えられず、地すべりや、洪水の原因となっているのだ。


奥多摩の鹿問題。花粉問題。スズメバチ問題。酸性雨立ち枯れ問題。

これらの問題が解決し、八王子市民が快適な生活を送るためにも、モノレールの投資がこうをそうしてほしいものだ。