健康をケータイする | 東京22ちゃん~テレ東系、博報堂生活総研派、ブログ~

健康をケータイする

モバイル化が進む時代。

自分自身の健康もケータイする時代になった。


携帯型デジタル音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」で音楽を聴きながら、ジョギング中の走行距離やカロリー消費量が即座に表示されるというフィットネス機器が7月下旬、米国で発売される。

ナイキとアップル・コンピューターのコラボ。フィットネス人口の多い米国を中心に、世界各地でブームになりそうだ。

それでは、この健康器具?の詳細を説明しよう。


商品名は「Nike+iPod(ナイキ・プラス・アイポッド)」。価格は29ドル(約3200円)。

この機器はセンサー部分と無線受信部分などで構成。センサーをナイキ製運動靴の内側に装着し、無線受信機をアイポッド(ナノ・シリーズ)に接続する。

 ジョギングやウオーキング中のカロリー消費量や走行速度・距離などのデータがアイポッドの画面に表示されるほか、ヘッドホンを通して音声が流れてくる。データはアイポッドに蓄積でき、ナイキのホームページに送信すれば、目標体重などが設定され、個人の健康管理にも役立てることができる。 ビジネスアイより


このフィットネス機器の開発に合わせて、アップルでは自社の楽曲ネット販売サービス「アイチューンズ・ミュージック・ストア」にジョギングなど運動に適した楽曲のコーナーを設け、市場の拡大を目指す。
ナイキでは同時に、アイポッドが外から見えずに収納できるスポーツウエアなども販売する。
ちなみに、米国では今年に入って、アイポッド専用の収納ポケットが付いたジーンズやジャケットが人気を呼んでおり、今回のナイキとの取り組みは、アイポッドが音楽産業だけでなく、ファッションやスポーツ分野にも影響を与えるきっかけになるとの見方も出ている。


日本にも、銀座や渋谷のど真ん中に、アイポッドのショップが違和感なく君臨しているが、アップルコンピュータの行っている、機械のファッション化は、今後どんどん進んでいくかもしれない。

マクルーハン的に言えば、機械がお洒落になっていくのは、当然のことであり、それは、機械は身体機能の拡張であるからである。論理的には、人間が服を着たり、刺青を彫ったりすることと同じ。


20年後のユビキタス社会は、いったいどうなっているのだろうか?