東京22ちゃん~テレ東系、博報堂生活総研派、ブログ~ -44ページ目

宝くじが人間を不幸にする?

イタリアで「ロット」と呼ばれる数字選択式の宝くじをめぐり、破産者や自殺者が相次いでいる。20カ月近く出ていない「53」という数字を狙い、大金をつぎ込む人が続出しているためで、国民のロットへの熱狂ぶりは社会問題化している。
ロットは1から90までの数字を最大五つ選ぶ賭け事で、11倍から最大9700万倍の当選払戻金が見込まれ、国内10都市で毎週2回、それぞれ抽選を行っている。このうちベネチアで「53」が03年5月以来、178回の抽選で出ていないことから、「次こそ53」という予想とうわさが全国に一気に広まり、賭ける人が急増した。
イタリア紙によると、この結果、今月13日には家計を全額ベネチアの「53」に投じた女性が自殺。18日には「53」に賭けるため、勤務先の銀行から100万ユーロ(約1億4000万円)を持ち出した行員が逮捕された。さらにフィレンツェ近郊で「53」のため借金が膨らんだ55歳の男性が、妻と子を殺害したうえ自殺、悲惨な事件が続々と表面化した。
イタリア人はもともと賭け事好きで知られ、ロットの原形は1871年に生まれたという。ロットは国営公社が運営するため、国の重要な財源にもなっている。昨年は100億ユーロ(約1兆4000億円)が賭けられた。国民の約3500万人がロットを含む各種くじに日常的に賭け、うち約70万人が「中毒者」になっているという推計もある。
専門の精神療法学者は「『中毒者』の半数以上は女性で、老人のほか若い世代にも増加傾向が見られる」と指摘。一部の消費者団体は、政府に対し「しばらく『53』を賭けの対象番号から外すべきだ」と訴え始めている。

脳は他者の怒りや恐怖を無視できない

機能的磁気共鳴映像法(fMRI)によって脳の反応を調べた結果、怒鳴り声に対して脳はきわめて敏感に反応し、内容がまったく被験者に関係なかったり、あるいは無視しようと努力したりしても無視できない、という研究結果が『ネイチャー・ニューロサイエンス』誌のオンライン版に発表された。
脳の中では、怒鳴り声のように、脅威が迫っていることを示すような、切迫した音の処理が優先されるようだ。だから、われわれがどれだけ一生懸命抵抗しようとしても、誰かが怒っていると脳はそれを無視できない。騒ぎの原因がなんであろうと関係ない。
「この発見の新しいところは、外部からの特定の顕著なインプット――この場合だと怒った声――に関連する脳の働きは、他に何か注意を向けているものがあったとしても、それに影響を受けないということだ」と、カリフォルニア大学デービス校のG・ロン・マンガン教授(認知神経科学)は語る。マンガン教授は今回の研究には参加していない。
つまり、脳は重要な情報を含む可能性がある感覚信号を優先し、他のことに没頭していた心にも、その信号を伝えているということになる。

「Tナビ」サービス

「Tナビ」サービスとは、デジタルテレビの機能を活用することを前提にした、デジタルテレビ向け(表示や操作の方法・コンテンツ内容)のコンテンツ・サービスをご提供いただける事業者(「Tナビ」サイト運営者)の皆様と連携し、インターネットを活用し、HTML言語をベースに展開されるサービスである。ユーザーは、携帯電話向けの情報通信サービスと同様に、デジタルテレビのリモコン操作により、まず「Tナビ」ポータルサイトにアクセスし、そこからのリンク先である「Tナビ」サイトを訪問しサービスを受けることが出来る。「Tナビ」サービスは基本的に無料で提供されますので、ユーザーは「Tナビ」サービスに対応した各デジタルテレビから自由にアクセスすることが出来きる。「Tナビ」サイトではオプションとして月額会費制等の有償サービスが提供でき、それらを利用するかどうかはユーザーご自身に選択してもらう。よって、テレビでコンサートのチケットやレストランの予約が取れたり、掲示板を共有したり、ネットゲームを楽しむことが可能。                       松下電工より  

つまり、Tナビとは、相互作用可能なテレビであり、インタラクティブメディアの一つである。TV業界の常識がTナビの登場により、どうやら転換しそうだ。

ブログは現在のマスメディアの現状を打破できるか?

ブログは知的資本の発信における1つの革命というべきものだ。

これを見て、ブログを過大評価しすぎではないかと思う人もいるだろうが、そういう人は、ブロガーのことをただの「素人ジャーナリスト」だと考えている傾向があるような気がする。あるいは、以前はインターネットなど単なる流行に過ぎず、市民バンド無線のように消えゆく運命をたどるだけだと見下し、オンラインニュースが紙媒体のニュースに肩を並べることなどあり得ないと思っているようなきがする。

しかしながら、ブログ・コミュニティーは、ブログを書き、読み、コメントする多数のウェブユーザーたちによって絶えず形作られる、ミーム[文化を進化になぞらえた場合の遺伝子に相当するもの。人から人へ伝播していく心の中の情報の単位]やアイディアの世界へと進化を遂げている。
もちろん、ブログ・コミュニティーにも知的価値のないものはあるし、当然ながら、過剰なレトリックやただのこき下ろし、中身のない議論、憂さ晴らし、全くの悪ふざけも少なくない。しかし、よい面だけを見るなら、そこはアイディアをやり取りする活気に満ちた市場であり、優れたアイディアが上位に君臨する、ある意味、純粋な実力社会と言える。
ブログは、インターネット接続のできる人なら誰でも他者と関わりを持てる。考えが提示され、その考えが攻撃され、細かく分けられ、補足され、抽出され、切り刻まれ、もみほぐされ、型に入れられ、そうして残った最良の混合物がオンライン社会の意見として提供される。デジタルの技術や知識に恵まれた人にとって、それは資本主義社会の自由市場と同じで、情報はそこで用いる通貨だ。われわれはそこで行われる活動をただ観ているだけでなく、参加することもできる。

よって、巨大メディアによる演出され歪曲された情報を篩いにかけたり、補強する働きをブログは持っているといえないだろうか?マスコミや政治家のちょっかいを受けることなく我々が主体的に情報を閲覧し、選択できる要素が、ブログにはある。かな?

奈良美智

1959年生まれ。現代美術アーティスト。芸術家。

かわいらしいのに一筋縄ではいかない、独特の風貌を持った少女たちを描いた作品群が有名。
奈良さんの描く絵は可愛いんだけれど、どこか哀しい空気がある。また、心の底に閉じ込められている何かをうったえようとしている目が印象的。 全体的に無機質で不気味な絵は、逆に現代の希薄化した空間で育った少女の恐ろしいまでの変身可能性を表現しているように思えた。

深い深い水たまりが一番印象に残ったかな?
品川の原美術館で奈良さんの作品がみれる。