東京22ちゃん~テレ東系、博報堂生活総研派、ブログ~ -45ページ目
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縦書き。横書き。パソ書き。

漢字、カタカナ、ひらがなという、3つの文字を使用する日本人。その書き方も、タテ書き、ヨコ書き、そしてキーボードによるパソ書きと様々である。
マクルーハンは、『メディアはメッセージ』という有名な言葉を残したが、その言葉が示す意味は、どうやら書き方の違いにも当てはまりそうだ。
同じメッセージでも、タテ書き、ヨコ書き、パソ書きによって、読者に与える印象や、筆者がメッセージにこめる意味合いが異なってくることが、博報堂生活総合研究所の調べにより明らかになった。
では、タテ書き、ヨコ書き、パソ書きが各々日常生活のどのようなコミュニケーションに向いているのか簡単に説明する。なお、実験の詳細は博報堂生活総合研究所の生活新聞を閲覧されたい。
日記
明るい気持ちになり、必然的にテンポよく未来の展望まで見えてくるエンターテイメント性が強いパソ書きがおすすめ。社会との関係が意識されやすい、タテ書きは、落ち込んでいるときはとりわけ避けたほうがよい。
恋の告白
きっちりと潔く付き合う意思を伝えたいなら、明確さのでるタテ書き。
胸の中にあるものを全部吐き出したいのなら、思い立ったことを自然と文章にしやすいヨコ書き。
自分の気持ちを素直に伝えたいなら、パソ書き。
企画書
エンターテイメント性や勢い的なものを重視したいのであれば、パソ書き。面白い言葉が比較的浮かびやすく、実践向き?
タテ書きは、発想が自己抑制される傾向あり?
ヨコ書きは、お喋りのように冗談にされやすい。
その他
反省文はタテ書き。グチはヨコ書き。夢はパソ書き。

ただ、原稿の見直しの際は、パソ書きは一度プリントアウトして見直してください。反射光と透過光では集中力に差が出ます。

「ap bank」

櫻井和寿、小林武史、坂本龍一の3人が拠出した資金を、自然エネルギー、省エネルギー、環境に関するさまざまなプロジェクトに融資する機関。金利1%、運営資金も自分たちで拠出する非営利組織である。
2001年 坂本龍一氏がGLAYのTAKURO氏とともにスタートさせた「Artists' Power」。自らのアーティストとしての影響力を自然エネルギー普及へと作用させるこの運動に、坂本氏からの誘いを受け大貫妙子氏、松武秀樹氏、小林武史、櫻井和寿らが参加。
個の連鎖を意識したこの運動は様々な分野のアーティストや専門家がメーリングリストという形で繋がっていたが、小林の提案によりミーティングでありながら環境問題に関する勉強会でもある場を開催、毎回30人近くの有志が集まり、専門家や識者を講師として知識を深めていくとともに環境に対する意識を高めていく。
その過程で、メンバーであり講師でもあった田中優氏が主体となって運営している「未来バンク」を知る。どう使われるかが把握できない自分達の預金を、自分達の望む使い途にのみ運用されるバンクに拠出する。この新しい仕組みに驚き共感した小林と櫻井は、自らお金を出して自分たちのバンクを作ろうと決める。
「Artists' Power」という理念から、「Alternative Power」というリアルへ。それが「ap bank」。
自然エネルギーや、さまざまな環境事業に対して低金利で融資を行う。2003年には、非営利の有限責任中間法人として認可を得て、貸金業としての登録も完了した。

「GarageBand」

アップルが発表した「GarageBand」というソフトは、誰でも気軽にプロ並みのサウンドを創り出すことができて、Macユーザーの間で大きなムーヴメントになりつつある。
音楽の消費者から生産者へと、音楽を愛するもうひとつの形が活性化している。「ループ」と呼ばれるビートやリフを1,000種類以上内蔵しており、これらのループを自分で好きなように組み合わせてオリジナルの音楽を作ることができる。また、マルチ・トラック・レコーダー(MTR)機能がついているので、ありとあらゆるループをミックスできるのだ。
GarageBandは、音楽の配信方法を大きく変えることになったアップルのiPodとiTunes Music Storesの延長線上にある製品だといえる。iPodとiTunes Music Storesは、音楽のリッピングやダウンロード購入の動きを加速化させた。楽曲はコンピュータのハードディスクとモバイルデバイスに収められるようになり、これまで20年以上もその地位を保っていたCDというメディアが、次第に消滅しつつある。また、楽曲はプレイリストとして個々のリスナーにミックスされ、今度はそのプレイリストを共有するウェブサイトが登場した。このように、新たな音楽の配信や共有の方法が生まれていて、今度は音楽自体をリスナー自身が作る時代が訪れようとしている。iTunesが技術的な知識を持たないユーザーでも簡単にリッピングできる機能を提供したように、GarageBandは、楽器が演奏できない人でも簡単に音楽を作ることのできるツールとして音楽制作のハードルを大きく下げたのだ。

土に埋めると花が咲く携帯電話

英ウォリック大学はこのほど、土に埋めると分解し、花が咲く携帯電話を開発した。生分解性プラスチックを使って実現し、ミニ・ヒマワリが咲く試作機を披露した。使用済み携帯の処理対策に貢献できるという。
開発したのはケリー・カーワン博士ら。携帯電話の外装を生分解性プラスチックに変えるとともに、種を埋め込んだ。内部の電子部品を取り除いて堆肥に埋めると、バクテリアによって数週間で分解され、発芽する。
表面をきれいに仕上げられる生分解性プラスチックを開発できたのが決め手になった。試作機には小窓があって、種が見えるようになっており、環境保護意識の高いユーザーにアピールできる。
開発には、米モトローラ社などが協力。同大学の園芸研究部門に最適な植物を検討してもらった結果、ミニ・ヒマワリが選ばれた。
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