東京22ちゃん~テレ東系、博報堂生活総研派、ブログ~ -6ページ目

セネガルに行ったことのないセネガル代表選手

この間、フィギアスケートのコンビ部門で、投げっぱなしトリプルアクセルを決めた井上れな選手は、アメリカ代表として、オリンピックに参加した。


今度は、セネガルに一度も足を運んだことのない選手が、セネガル代表として、アルペンスキーに出場した。


セック選手は参加選手の中で最も遅い選手の1人であったが、セネガル代表として参加できたことを誇りに思うと話している。彼はオーストリアの養親に育てられ、セネガルにいる父親とはめったに話すことがない。また母親はドイツ人で、現在は祖国で暮らしている。


セック選手は、セネガルのスキー連盟設立者である元アルペンスキー選手、ラミーネ・グイェ氏の教え子である。グイェ氏は「セック選手のオリンピック出場は、セネガルのアスリートに手本を示すことになる。また、国内でウィンタースポーツへの関心が高まることを期待している」と話した。

選手村ではオーストリアの屈強なスキーチームと一緒に暮らしているが、コミュニケーションはないようだ。

私はこの一件に複雑な思いを感じる。


確かに、グイェ氏の言うとおり、セック選手がオリンピックに出場することで、セネガルのアスリートに手本と勇気を示すことは間違えない。そして、それは大変素晴らしいことである。


しかしながら、このような事態が頻繁に行われるようになったら、オリンピックやワールドカップが国力や外向きのナショナリズムを堅持する絶好の機会として、より政治的に利用されてしまわないだろうか。とりわけアメリカのような人種のサラダボールと言われる移民国家では、ワールドカップのような国際大会で、共にアメリカ代表選手を応援することで、心理的一体感を増幅させ、国家を安定さているので、金メダルをとるためによりたくさんの人をアメリカにきかさせてしまっては、国際大会の意味が歪曲してしまうであろう。


まあ、どっちがいいとかゆーのは、非常に難しい問題であるが‥




速くて遅いネット情報

あの百式もこんなことがあるのかぁ。

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独身な人は? Feb 18, 2006 結婚している人は結婚指輪をしている(一部例外はいるが)。 だったら結婚していない人は? そう考えたのがSingelringenである。 つまりこのサイトでは結婚指輪ならぬ「独身指輪」を販売しているのだ。 これをつけていれば独身、という逆転の発想である。 普及するかどうかはまぁ、いろいろあるだろうが、その発想に感心した。 「ある人はつけていて、ある人はつけていない」を、「ある人はこれをつけていて、ある人はこちらをつけている」にする。 そうした発想はどこに活かせますかね。 Singelringen http://www.singelringen.com/ 結婚指輪ならぬ独身指輪を販売。                    百式より



百式がこのような記事を本日連載していました。

このスウェーデン発信の指輪。結構前からメディアで取り上げられているのですが、百式が今頃とりあげるなんて意外ですね。


このことから分かるように、ネットというメディアは、テレビや新聞より、迅速に最新情報を伝えるメディアである反面、凄まじく古かったり、更新されなければならない情報が繁茂していることが分かる。

そう、URLが存在している限り。


皆さんも、ネットの情報を有効利用するためにも、キャッシュと更新日時に注意を払ってみましょう。おそらく、百式では、この指輪の発想を純粋に取り上げたのでしょう。


ちなみに、この指輪。ビームスで販売してます。



宇宙船が自己破産

自己破産にもいろんなケースがあるらしい。

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イギリスで、熱狂的なスタートレック・ファンで自宅アパートをまさにスタートレックさながらに改造してしまって話題になった男性が、結局自己破産する羽目になってしまった。

トニー・アレインさんは、自宅アパートをスタトレの宇宙船ヴォイジャーのように改造した。壁にはめ込まれたブルーのライト、タッチパネル、指令台から実物大のトランスポータールームまでも作ってしまった。

トニーさんはこのアパートの冷蔵庫をワープセルにしてしまったことで、奥さんに逃げられてしまったのをきっかけに、アパートメントをボイジャー仕様に改造することを決行。

しかし、もともとの改造理由は他のトレッキー(熱狂的なスタートレックファン)たちも、トニーさんのように自宅を改造したがり、仕事が受注されるのではないかと思ったからだった。

んなことねーよ。

トニーさんは大きなローンを2つ抱え、14のクレジットカードも使い果たし借金は10万ドル(2000万円)にふくらんだ。

危険なパターンね。

「世界中のトレッキーたちが私のアパートのような家を欲しがって、仕事になると思ったんです」とトニーさん。

だから、んなことねーよ。

「しかし、私が間違いでした。家を改造するのは楽しくてラクだったのですが、それから先が大変でした。マーケティングや商品化の業者の人たちと商談したのですが、もう手に負えなくなってしまいました」と語る。

「私は今でも自分のしたことに誇りを持っていますが、経済的に破綻してしまったんです」という。

以前にはこのアパートをおよそ2億円でオークションサイトのeBayにも出品したが、買い手はつかなかった。

だ・け・ど‥

実は、最近宇宙船マニアの間では、トニーさんとまではいかないけど、自分のパソコンを宇宙船についてるボタンとか、モニターとかに変えたいな?と思っている人がいるらしい。

WBSによると、ある企業が、そういった人達向けに、パソコンの周辺機器をSFチックにコーディネートして販売しいるとのこと。コンピュータのシャットダウンには普段はガラスケースに守られている脱出用のボタンを押すとか押さないとか?

でも、トニーさんの件を参考にすると、いまいちうまくいかないかもしれませんね。やっぱりパソコンはアフォーダンスと性能が最も重視されるのではないでしょうか?

ちなみに下の写真がトニー亭のビフォーアアフター。

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LOHAS風生活者急増中

よく調味料には、みりん風調味料とか、しょうゆ風調味料とか、雰囲気だけ一緒だけど、中身が全く違う商品が存在する。我々は、その名前や安さに魅了されてそれらを購入するのだが、実は今流行の「LOHAS(ロハス)」にも、雰囲気をまねたロハス風が存在する。

このロハス風、みりん風調味料が、人工的に作られた体に良くない化学物質でできているように、中身があいたたたぁ~って感じに仕上がっているようだ。


今、皆さんの回りでも「最近LOHAS志向を始めた。」なんていう友達はいないだろうか?もしかしたら、その人は、LOHASを勘違いしているのかもしれない。


では、ホンモノのLOHASってどんなのなのであろうか? 


LOHASとは、「Lifestyles of Health and Sustainability」の頭文字をとった略語。つまり、健康的なライフスタイルを重視しながら、同時に地球環境や自然保護を心がけて生活する人々の総称である。アメリカで注目され、最近、日本でも多く取り上げられるようになってきた。 このようなLOHAS人気は、たくさんの関連商品やサービスを生み出している。

例えば、自然食品やサプリメント、省エネ商品、さらにはガーデニングにヨガやピラティスなどがこれに当てはまる。このような商品やサービスは、他とくらべて自然素材を使ったり、作る過程で手間がかかったりと、値段的にも割高になってしまうことが多い。 このような傾向から、LOHAS的な生活を送るには、ある程度金銭的な余裕が必要と考えられがち。米でもセレブたちがLOHASの象徴のように扱われ、日本人に間違ったイメージを与えている。それをうのみにした日本人はLOHAS的な生活を始めることがセレブへの仲間入りのように考えてしまう傾向にあるのだ。一昔前、ボードリヤールは中産階級からセレブへと上ろうとするものは、たくさん消費をすることで彼らに追いつこうとしたが、セレブは中産階級からの成り上がりと差別化するために、わざと消費を抑える傾向がある(メタ消費)と述べているが、近年のこういった、状況は、中流階級の生活者がセレブのメタ消費にかんづいて、後を追うようにマネマネしはじめたものと推測される。しかしながら、それが、LOHASが持つ本来の趣旨とは違う考えだということには、これっぽっちも気づいていない・・・。

 


そう、LOHAS志向になることは、何もプリウスに乗ったり、野辺山産の無農薬高級高原野菜を食べたりすることではないのである。語源の通り、自分なりに健康的な生活を送りながら、身の回りの環境保全に気を配っていれば、もうそれは立派なLOHASなのである。


最近、雑誌の特集で、ハリウッドスターのほとんどがトヨタのエコカー「プリウス」に乗って、LOHASっぷりをアピールしている写真を目にした。環境倫理をカッコ良くPRしたとても素晴らしい企画であると思ったが、我々は何もなけなしの金をはたいてプリウスを購入する必要はない。

雑誌によると、大物ハリウッドスターの中でプリウスに乗っていない人は、ニコラスケージぐらいだと、彼の愛車のドデカいアメ車を揶揄していたが、皮肉にも彼のわが道をゆくスタイルにカッコ良さを感じたのは、私だけだろうか?

将来のお買い物像とは~マーカーズ~

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2月2日。

飲料会社のキリンが、新しいお買い物を提案した。


マーカーズ!



Markers」は、従来の通販とは一線を画し、「脱検索・脱ランキング」をキーワードに、「マーカー」と称される、独自のセンスと活躍の場を持つさまざまなエキスパートや有名人が、自らの経験と感性を通して、本当に好きなモノ、愛用し続けているモノ、忘れられない逸品を、体験をまじえて紹介するものだ。客は気に入った「マ―カー」がお薦めする商品と出会える仕組みとなっている。


口コミの原理とインタラクティブメディアの特性をうまく融合した画期的なメディアですね。


この「Markers」、近年インタラクティブメディアに力を入れている、電通のインタラクティブクリエーティブ局を中心に作成された。したがって、ネットをはじめとするインタラクティブメディアには、今後よりクリエーティブな企画が飛び出してくることは間違いないだろう。


若者のテレビ視聴率が右肩下がりの現状。

若者の外出時間の長期化。

そしてCMスキップ機能搭載のHDDレコーダーの普及。


今、広告はテレビや新聞から、インタラクティブメディアやアウトオブホームメディア(OH)の時代に向かって流れているのかもしれない。

というか私はそう思う。


とりあえず、キリンのサイトにとんでみよう↓


http://www.markers.co.jp/